資産運用

海外オフショアの積立投資を考える。節税メリットと資金拘束のデメリットの妥協点を探る

 

海外に投資をする時に一つの方法論として、

海外オフショア積立投資がありますね。

 

毎月200USD程をクレジットカードから引き落として、

積立期間が終了した際に、時価で自分に払い戻す、というものです。

基本的には長期的な資産形成を目的に、運用をすることがメインですね。

 

ただし、期間が30年などの商品もあり、取り崩しをすることで解約料などが掛かり、

毎月の積立金額こそ小さいですが、積立をせずに、

次の投資機会に備えて貯金をしておけばよかった、というケースも往往にしてあります。

 

実際に海外積立とはどうなのか、その点をこの記事では紹介をしていきたいと思います。

 

なぜ海外積立という選択肢を取る必要があるのか?

そもそも海外積立投資とは、

上記で述べたように、毎月200ドルといった少額を引き落としで積み立てていく、

長期の資産形成を目指したものになります。

 

例えば200ドルを毎月積み立て、30年後に720万円を受け取るというのは、

貯金と変わりませんが、

海外積み立ての場合はインデックス型(市場平均型)に連動する形になっている商品などもあり、

複利運用ができますので、

時価で自分への払い戻しをする際に、2倍、3倍になっている可能性もあるのです。

 

例えば米国のS&Pの利回りが4-6%程度ですから、

そのぶん複利で回っていき、720万円の積み立て額が1500万円になっていた、ということも十分にあり得ます。

複利の破壊力は凄まじいものを感じますよね。

 

ドルコスト平均法で、

株価が高騰してしまっている時には少数口数、

株価が下落している時に多数の口数を購入し、安定して資産を増やしていく形も取れます。

これはつまり、株価が平均価格を少しでも上回ることさえできれば、

利益が出る仕組みとなるのです。

 

海外オフショア積み立て投資といえばやはり節税メリット?

海外オフショア積立投資の最大のメリットはやはり税メリットですよね。

20%未満の地域で投資をすることになれば、

日本の配当税となる20.315%などよりも低く、節税に大いに貢献することになります。

 

例えばキャピタルゲイン税が0%とされている香港などで積立を取り崩せば、

丸々投資金額が売却益を加えて手元に戻ってくることになります。

 

利回りを考えると、キャピタルゲインが非課税となるのはとても大きいですよね。

あえて大きい数字で例を出しますが、

1000万円を10%利回りで5年で回して、

16,105,100円の資産に成長、

ここから利回り分である6,105,100円に20.315%のキャピタルゲイン税を計算すると、

1,240,251円の税金、

16,105,100 - 1,240,251 = 最終的な手取り:14,864,848円となります。

 

これは、1000万円を7-8%で5年、資産を回しているのと同等ですから、

実に2-3%ほどの効果が、この節税にはあると言っても良いでしょう。

 

海外オフショア積立投資は為替動向が気になるところ

一番の懸念事項は為替リスクと言っても過言ではありません。

海外積立投資は基本的には米国ドルで実施されるので、

日本円とドルの相場は常に確認しておきたいところですよね。

 

為替が変動すると当たり前ですが元本を思いっきり割ることもあります。

しかし、それはドルから日本円に両替する際に起こることであり、

基本的には積立をするタイミングの為替レートで手にしたドルを、

長期保有してタイミングを見計らって日本円に戻すか、

米ドルで他の海外資産に投資をすることも可能です。

 

むしろ、通貨分散は日本の今後のインフレと円安基調な未来を勘案すると、

早いうちに実行しておく方が賢明といえます。

 

とにかく海外オフショア積立は資金拘束の長さが辛い

資金拘束の期間は基本的には海外オフショア投資は長いです。

18-24ヶ月は初期口座で運用をしますが、この期間中の取り崩しは基本的にはできません。

2年間は確実に資金を拘束されるということですね。

2年というのは、投資を本格的にやっていると、

本当に長い時間です。

 

いつ「今投資すべき」投資商品に出会うかもわからず、

投資機会を逸してしまうことも少なくありません。

(私自身、経験済みです)

 

積立口座に、初期口座運用期間が終了すると移ることになりますが、

その際は減額することも停止をすることも可能ですが、増資は基本的にできません。

初期口座で少ない資金ではじめて、あとで大きく積立金額を増やすことができない、

というのが特徴となります。

 

あまり大きな金額を2年ほどの期間も拘束されたくないというのが本音で、

海外オフショア積立投資という選択肢を取らない人が多い理由がわかりますね。

 

まとめ

海外オフショア積立投資について論じてきました。

メリットは節税効果による利回り向上、デメリットは資金拘束となかなか明確ですね。

私自身、積み立てるという投資自体好きではないので、

投資ポートフォリオの中の選択肢には海外オフショア積立投資は入ってきませんが、

普段の仕事が忙しく、とりあえずドルで資産分散して、

預金金利しか得られていない現状を改善したいという人にはおすすめとなるでしょう。

 

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