1億円〜10億円の堅い資産運用方法

【1億円資産運用】ハーバード大学基金に類似したポートフォリオを組み安全に年率10%を狙う

1億円といえばほぼミリオネア(厳密には2018年10月時点では1mil USD=1億1000万円)となり、

富裕層の仲間入りをしたといっても過言ではありません。

 

そのまま1億円という現金で寝かしておくのも勿体ないですし、

インフレが価値が減っていくのも嫌なので運用をする必要性は理解している。

しかし1億円ともなってくると、どのように運用していいのか分からない。

という方が多いのではないでしょうか。

 

分からないのであれば、大規模な資金を運用して年率10%程度の利益を出している、

米国のハーバード基金をある程度真似して資産運用ポートフォリオを組みましょう。

 

ハーバード大学基金の長期成績と運用ポートフォリオ

まずハーバード大学基金の長期の運用成績を見てみましょう。

 

ハーバード大学基金の長期の運用成績

<参照:ハーバード大学運用基金>

 

20年平均で年率10.4%のリターンをたたき出しています。

BenchMarkは米国の株式指数でUS 60/40は米国株60%、債券40%の指数、

Global 60/40は世界の株60%、債券40%の指数、CPIはインフレ率ですが、

全てを大きく上回っていますね。

 

もう、ハーバードのポートフォリオを真似てしまった方が、

王者の方にのっているという精神面でも楽ですし、

高い成績を見込むことができますね。

 

以下はハーバード大学基金のポートフォリオなのですが、

かなり分散投資をできていることが分かります。

 

ハーバード大学基金のポートフォリオ

 

 

それでは、上記のポートフォリオを元におすすめの投資先を比率毎に紹介していきたいと思います。

 

 

通常の株式投資(29%):バンガードのETFを用いて米国株、先進国株、新興国株を比率通りに2900万円分組成

まずハーバード大学基金の

米国株: 1050万円 (10.5%)
米国以外の先進国株:700万円 (7.0%)
新興国株:1150万円 (11.5%)

をETF組成に定番のある米バンガード社のETFを用いて組成します。

 

バンガード社のETFについてはV〇〇と三文字で表され非常にわかりづらいのですが、

投資範囲毎に以下のように図解することが出来ます。

 

 

バンガード社のETF

 

 

上記をそのまま参考にすると

VTI:1050万円
VEA:750万円
VWO:1100万円

で株式の比率2900万円分を組成することが出来ますね。

 

VTIはバフェットを推奨しているETFで、

下手な投資信託に投資を行うぐらいであれば、VTIに投資をしたほうが良いと

すすめている銘柄ということもあり信頼感があります。

 

PEファンドとヘッジファンド(34%):PEファンドとヘッジファンドを組み合わせた日本発のプライベートファンドに3400万円を投資

二つ合わせて34%という最大ポーションを誇るPEファンドとヘッジファンドについて見ていきましょう。

 

PEファンドとヘッジファンド

 

オルタナティブ投資の優位点と必要性

PEファンドとヘッジファンドは共にオルタナティブ投資といわれるもので、

近年ハーバード基金を始め日本の生命保険会社や欧米の富裕層の間で重宝されている新しい投資の形態です。

 

何故このようなファンドが持て囃されているかというと理由は二つあって、

一つは単純に株式市場の市場平均より高い成績を出していることです。

 

以下日銀が収益したグラフですが株式市場の市場平均よりヘッジファンドと、

PEファンドがアウトパフォームしていることです。

 

PEファンドがアウトパフォーム

 

単純に成績が良いから投資しているということですね。

更にもう一つは市場平均が大きく下落するリーマンショックのような局面で、

影響をうけにくいという点があります。

 

そもそも何故オルタナティブ投資が注目されているかというと、

株式や債券などの伝統的な資産と異なる動きをする為、

ポートフォリオの安定性が増すとの考えが根底にあります。

 

市場に激震が走った時にも収益を追求することができるヘッジファンドやPEファンドは、

高い収益のみならず安定性を補完するという意味においても非常に有効な選択肢なのです。

上記の理由からハーバード大学基金もPEファンドに20%、ヘッジファンドに14%を割いています。

 

【参照】
オルタナティブ投資の種類とメリット・デメリットを徹底解説
オルタナティブ投資が注目される背景を徹底解説

 

PEファンドとヘッジファンドの違い

同じオルタナティブ投資であってもPEファンドとヘッジファンドは種類が異なります。

以前、ファンドの種類で説明しているのですがヘッジファンドは投資主体が、

上場株式、債券、商品、為替と幅広く取り扱い儲かるのであれば、

売りから入ったりしながらどのような市場環境でも収益獲得を狙う絶対収益型ファンドです。

 

一方、PEファンドは未公開株に投資を行い経営権を握り、

企業価値を向上させた上で購入価格より高い価格で売却するファンドです。

 

一般的にベンチャーキャピタルをイメージされがちですが、

PEファンドの8割以上は既に収益構造が安定している成熟企業を買収し、

経営改革で企業価値を上昇させたうえで他の主体に売却するバイアウト型に手法をとっており、

安全な運用がなされています。

 

【参照】
ファンドの種類毎のおすすめランキングを紹介してみる、投資信託・ヘッジファンド・PEファンド

 

PEファンドとヘッジファンドに投資する方法

先程日銀のデータでも見てきた通り、

PEファンドとヘッジファンドは優秀な成績を収めていますが、

なかなか投資する機会に恵まれませんし、海外の著名なファンドでは最低出資額が

5mil USDつまり5億5000万円以上と非常にハードルが高くなってしまいます。

 

しかし、私の投資しているトータス・パートナーズでは1000万円以上から投資することが出来、

基本的にはバイアウト型のPEファンドの運用を行いながら、

PEファンドの欠点でもある待機資金をヘッジファンド的運用を行うという

二足のわらじ運用を行っています。

 

どういうことかというと、例えばファンドが100億円を運用していたとします。

有望な未公開株をみつけてバイアウト型投資を70億円分行っていたとすると、

残りの30億円は通常のPEファンドは待機資金として口座で眠ることになります。

 

眠らせておくのは勿体ないので余った30億円をファンドが運用しているヘッジファンド型の

旗艦ファンドに投資を行い運用を行うということです。

無駄なくPEファンドとヘッジファンドの両取りが出来る非常に魅力的なファンドとなっています。

👉 日本発新進気鋭のPEファンド・TORTOISE PARTNERS(トータス・パートナーズ)の実態に迫る

 

不動産(14.5%):iシェアーズ 米国不動産 ETFに1450万円

実は、意外かもしれませんが不動産もオルタナティブ投資の一種です。

1億円の14.5%というと1450万円となりますが、実物の不動産でいうと

ワンルームマンションを1つ保有できるかどうかという微妙な水準なので、

REITか不動産インデックスに連動するETFが実質的な選択肢となってきます。

REITの中にも米国不動産指数に連動するものもありますが、

結局米国の不動産指数はDow Jones U.S Real Estate Indexを設定しているものが殆どです。

 

ダイレクトにDow Jones U.S Real Estate Indexへの連動を目指している、

Black Rock社によって運用されているiシェアーズ 米国不動産 ETFが乖離率が小さく、

今回は同ETFをおすすめしたいと思います。

👉 【VTI】米国株式全体に投資を行うバンガードETFを分析!VTとどちらが魅力的?

 

商品10%:GSG iシェアーズ S&P GSCI コモディティ・インデックス・トラストに1000万円

商品もオルタナティブ投資です。

ここまででハーバード大学基金は全部で58.5%もの割合をオルタナティブ投資に割いていることが分かります。

オルタナティブ投資が主たる構成要素となっている背景としては、

どのような市況環境でも安定した利益を出し続けたいという運用意図が感じられ、

恐らく1億円を安全に運用したいと思われている皆様とシンパシーを感じる部分があるのではないでしょうか。

 

商品といっても金や原油や鉄鉱石と上げたらきりがないので、

産出量に応じて商品を一つのインデックスにしているS&P GSCI商品指数への連動を目標としている、

iシェアーズ S&P GSCI コモディティ・インデックス・トラストへ1000万円を投資します。

S&P GSCI商品指数は、世界で最も信頼性の高い投資可能な商品指数である。この指数は、各商品セクターの産出量加重に依存しているため、商品市場ベータを最も敏感に反映する尺度である。歴史的には、S&P GSCI商品指数は高い分散効果やインフレヘッジ機能を提供してきた。

<引用:S&P Dow Jones Incidies

 

債券12.5%:米国債に1250万円

株式とならんで伝統的な投資先として分類される債券については、

丸々米国債への投資をおすすめします。

現在米国債はFRBの利上げによって先進国で最大の利回りを誇っており、

楽天証券などで取引できる銘柄でも3%程度の利回りを確保することが出来るからです。

満期まで保有すれば米ドルベースでの元本が保証されることも魅力で、

安定投資先として推奨することが出来ます。

ハーバード流1億円の資産運用ポートフォリオまとめ

今までの投資ポートフォリオを纏めると以下のようになります。

【株式投資】計:2900万円
米国株連動ETFのVTI:1050万円
先進国株(除:米国)ETFのVEA:750万円
新興国ETFのVWO:1150万円

【PEファンド&ヘッジファンド】計:3400万円
PEファンド運用型ヘッジファンド:3400万円

【不動産】計:1450万円
iシェアーズ 米国不動産 ETF

【商品】計:1000万円
iシェアーズ S&P GSCI コモディティ・インデックス・トラスト

【債券】計:1250万円
米国債

 

 

以上、

 

 

 

-1億円〜10億円の堅い資産運用方法

Copyright© オルタナティブ投資大百科 , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.