ヘッジファンドとは?投資信託の違いを含めて解説する!日本人投資家が投資できるおすすめファンドとは?

ヘッジファンドはオルタナティブ投資の中でも最も有名な投資先といっても過言ではないでしょう。

実際に筆者も国内ヘッジファンドであるBMキャピタルに投資をしています。

 

→ 安定運用!!評判のBMキャピタル(CAPITAL)の運用成績・利回り・投資手法を紐解く!日本のアクティビスト型バリュー株ヘッジファンドを紐解く。

 

大和証券が日本の金融法人と年金基金にオルタナティブ投資への投資意欲を2019年に聞いた結果が以下となります。

年金基金はヘッジファンドを最も積極的な投資先として考えていることが分かります。

 

日本の金融法人と年金基金のヘッジファンドの高い投資比率

参照:大和証券

 

日本より金融先進国である米国の有名大学の年金基金のポートフォリオでもPEファンドと並んでヘッジファンドに投資を行っています。

 

ハーバード大学とイェール大学のポートフォリオ

 

当カテゴリーではヘッジファンドとはヘッジファンドについて以下の点をお伝えしていきたいと思います。

 

  • そもそもヘッジファンドはどのような形態なのか?
  • ヘッジファンドにはどのような戦略があるのか?
  • ヘッジファンドにはどのようなリスクがあるのか?
  • 日本で投資できるヘッジファンドにはどのようなものがあるのか?

 

 

ヘッジファンドとは?投資信託の違いから紐解く

ヘッジファンドとよく比較されるファンド形態として投資信託があります。

 

→ ヘッジファンドと投資信託の違いについて4つの側面から分かりやすく解説する!

 

公募ファンドと私募ファンドといった形態の違い

投資信託は銀行や証券会社で取り扱いされ販売されており一般的なファンド形態となっています。

投資信託は金融機関を通して公式に販売することができる公募ファンドと言われる形態です。

一方、ヘッジファンドは金融機関が募集をするわけではなく、口コミと紹介制で投資家が増えていく私募ファンドと言われているものです。

 

ファンドの形態について解説

 

投資信託は金融庁から運用方法に制限がかけられて、運用体制についても管理されています。

安全な反面、運用を行うにあたって非効率が生じており後述するように低い成績となってしまっています。

 

一方、ヘッジファンドは出資できる上限人数が設けられており、宣伝等を行い募集することはできません。

しかし、運用体制については制限がなくファンドマネージャーの腕次第で大きなリターンを稼ぎ出すことができるのです。

 

投資信託の低いリターン

以下は日本と米国の売れ筋投資信託のリターンとなっています。

日本の投資信託のリターンは特に低くマイナスになってしまっています。

 

投資信託の低いリターン

参照:金融庁

 

米国の投信に比べて手数料が高いにも関わらず、低いリターンになってしまっていますね。

さらに以下の通り、年率で発生する手数料が高い投資信託ほど低いリターンとなってしまうことが金融庁の調査で明らかになっています。

 

 

手数料が高いほど低い成績となる日本の投信

参照:金融庁

 

 

投資信託は手数料ビジネスとなってしまっていることが見て取れます。

複雑で手の込んだ商品を高い手数料で販売することで販売した金融機関や運用機関は儲けることができますが、

肝心の成績は燦々たるものとなっているのです。

 

金融機関は成績にかかわらず、預かり資産に対して手数料を徴収することができるので運用成績は重要ではないのです。

しかし、ヘッジファンドは利益が得られた分に対して手数料を徴収する成功報酬型の手数料となっています。

結果として以下に示すように高いリターンを実現してきています。

 

→ ヘッジファンドの手数料体系を投資信託と比較しわかりやすく比較する!

 

ヘッジファンドの高いリターン

一方、ヘッジファンドは以下の通り下落をミニマイズして安定して高いリターンを叩き出しています。

腕利きのファンドマネージャーによって運営され、株式市場が軟調な時も下落を抑え上昇相場もしっかりととっているのです。

また投資信託とヘッジファンドではファンドマネージャーの質も大きく異なります。

 

運用成績をださないと収益をだすことができないヘッジファンドに対して、投資信託は運用成績がマイナスでも多額の手数料を受け取ることができる仕組みになっています。

ヘッジファンドのファンドマネージャーは外資系の金融機関出身の一流のプロによって運用されることが多いのですが、

投資信託はサラリーマンファンドマネージャーによって運用されているのです。

運用成績に差がでるのもうなづけますね。

 

ヘッジファンドのリスクは出資額の高さとロックアップ期間

ヘッジファンドのマイナス点についてもお伝えしていきます。

 

→ ヘッジファンド投資に於けるリスクを解説・投資信託とどこが異なるのかをわかりやすく解説する!

 

投資信託はいつでも解約することができますが、ヘッジファンドは解約できる時期が決められています。

 

筆者が投資している日本のヘッジファンドではロックアップ期間は四半期で、四半期毎に引き出しを行うことができます。

しかし、海外のヘッジファンドでは1年に1回しか引き出すことができないファンドも存在しているのです。

 

また、投資家を限定しているため1人あたりの投資額を引き上げる必要があります。

そのため、筆者の投資しているファンドでも最低出資額は1000万円となっており、

海外のヘッジファンドでは数億円からがざらとなっています。

 

筆者投資しているBMキャピタルでは場合によっては1000万円未満でも出資の相談が可能で、

実際筆者も最初500万円から投資をおこなっていますので交渉の余地はあると思います。

 

→ 安定運用!!評判のBMキャピタル(CAPITAL)の運用成績・利回り・投資手法を紐解く!日本のアクティビスト型バリュー株ヘッジファンドを紐解く。

 

PEファンドやハゲタカファンドとの違い

ヘッジファンドと並んでオルタナティブ投資先として注目されている先としてPEファンドがあります。

オルタナティブ投資は株式市場とは異なった動きをして、安定したリターンをもたらす投資先という意味です。

 

オルタナティブ投資の種類をわかりやすす解説する!

 

PEファンドは「Private Equity」(=未公開株)に投資を行うファンドです。

上場していないものの、潜在能力の高い企業を買収して経営改革を行い高値で売却することで高いリターンを狙います。

ヘッジファンドは投資手法を限定していないので、PEファンドも広い意味ではヘッジファンドの一種ということもできます。

 

PEファンドとは?仕組みやメリット・デメリットを含めて徹底解説!

→ 『物言う株主』としてのアクティビスト型ヘッジファンドとバリュー株投資の相性

 

また、ハゲタカファンドとヘッジファンドもよく引き合いに出されます。

ハゲタカファンドは海外ではDestressed Fundと言われており、経営危機に瀕した企業を買収して業績改善を行い株価上昇後に売却して高いリターンを狙います。

 

ハゲタカファンドのような動きをするヘッジファンドもあるので、広い意味でもヘッジファンドの一つの形態ではあります。

ただ、あくまでヘッジファンドの一つの形態であるという認識で捉えて頂ければと思います。

 

→ ハゲタカファンドとPEファンド(バイアウトファンド)やヘッジファンドの関係をわかりやすく解説

 

 

ヘッジファンドの種類

それでは具体的にどのようなヘッジファンドの種類があるのか具体的にみていきましょう。

一言にヘッジファンドといっても様々な投資手法が存在しています。

 

ヘッジファンドの種類

 

裁定取引型は相場の歪みを捉えて割高な銘柄を売り、割安な銘柄を買うという手法で利益を得る手法です。

問題なのは本当にフェアバリューが算定できるのか?価格が果たしてフェアバリューに回帰するのかという懸念が残ります。

ディレクショナル型も基本的に同じように、売と買をませてリターンの追求を狙います。

 

→ ヘッジファンドのレラティブ・バリュー戦略を債券アービトラージ戦略を例に解説

 

上記二つの戦略は高いリターンが出る可能性もありますが、大きな損失を被る可能性も抱えています。

そのため、比較的ハイリスクハイリターンの手法となります。

 

一方、「運用型」は投資対象を絞ったり、マルチストラテジーのような戦略を組み合わせて高いリターンを狙う戦略となります。

以下では日本でも投資が可能な運用特化型のファンドに対してお伝えしていきたいと思います。

 

 

日本の投資家が投資可能な運用型のおすすめヘッジファンドとは?

それでは肝心な日本国内で投資可能なヘッジファンドについてお伝えしていきたいと思います。

 

 

 

マルチストラテジーで下落体制の高いバリュー株ヘッジファンドの「BMキャピタル」

BMキャピタル

 

 

 

BMキャピタルは日本株の中小型株のバリュー株投資を基本的な戦略となっています。

更に、相場環境によっては先物売りを行うことで運用開始以来6年間、成績がマイナスとなったことはありません。

今回のコロナショックも無傷で乗り切っています。

 

暴落に強いBMキャピタル

 

年率10%程度のリターンを安定して叩き出しており長期投資型のヘッジファンドとして非常に重宝しています。

東大卒で外銀出身の一流のファンドマネージャーによって運用されています。

以下で詳しく解説していますので参考にしていただければと思います。

 

 

ディストレスファンド戦略の「トータスパートナーズ」

 

 

 

 

経営危機に瀕している未公開株に投資を行い経営改善を行ない高い価格で売却することで高いリターンを目指すファンドとしてトータスパートナーズがあります。

トータスパートナーズは後継者不足で悩む中小企業も買収対象としているPEファンドとしての性格も持っています。

日本の後継者不足で廃業の危機に瀕している企業を救うメシアとしても期待されています。

 

 

 

新興国投資戦略ファンドの「フロンティアキャピタル」

 

フロンティアキャピタル

 

 

 

 

フロンティアキャピタルは今後成長が見込まれる新興国株式市場に投資を行い高いリターンを狙うヘッジファンドです。

今までの二つに比べて安定性は低いですが、爆発的なリターンを狙うこともできます。

以下ではフロンティアキャピタルの詳細についてもお伝えしていますので参考にしていただければと思います。

 

 

 

まとめ

ヘッジファンドについて纏めると以下となります。

 

 

【投資信託の比較】

  • 公募ファンドの投資信託に対して、ヘッジファンドは私募ファンド
  • リターンは圧倒的にヘッジファンドが高い成績を残している
  • 信託報酬型手数料の投資信託に対して、ヘッジファンドは成功報酬型
  • ヘッジファンドは最低出資額の高さとロックアップがデメリット

【PEファンドやハゲタカファンドとの比較】

  • PEファンドは未公開株に投資をして経営改革で企業価値を上昇させて高値で売却する
  • ハゲタカファンドは経営危機に瀕した企業を買って経営改革で企業価値を高めて売却する
  • 広い意味ではPEファンドモハゲタカファンドもヘッジファンドの一部

【戦略毎のおすすめヘッジファンド】

マルチストラテジー:中小型バリュー株ファンドのBMキャピタル
ディストレス・PEファンド方式:トータスパートナーズ
新興国株戦略:フロンティアキャピタル

 

 

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