資産運用

投資の種類をわかりやすく解説-資産運用の目的毎におすすめ度を比較分析-

労働収入だけだと資産形成の速度に限界があるなと、投資をして資産を増やそうと考えてはいる。

☞ 資産運用の必要性を4つの観点から徹底解説してみる

 

しかし、そもそも投資にはどのような種類があるのか、

自分の資産運用の目的に沿うと何が正しい戦略なのかわからず、

足踏みしてしまうという方は多いのではないでしょうか。

 

本日は投資には大きな大分類としてどのようなものがあるのか、

どのような資産運用の目的に合致しているのかを解き明かしていきたいと思います。

 

今回は大分類の説明なので具体的な投資先について知りたいという方は、

網羅的に纏めている以下の記事をご覧頂ければと思います。

 

☞ 【斬新】2019年から1000万円を資産運用する際に検討できる金融商品10選!~おすすめ度毎に投資先を比較~

 

投資を大きく分けて4つのセグメントに分類

早速投資という大きな概念を4つのセグメントに、コンサル風にいうと漏れなくダブりなく、

MESE (Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)に分けていきたいと思います。

 

以下は投資をインカムゲイン目的かキャピタルゲイン目的か、

指数に連動する成績を目指すパッシブ型運用か、アクティブ型運用かでわけた図です。

投資を大きく分けて4つのセグメントに分類

 

それぞれについて説明していきたいと思います。

 

種類①:インカムゲイン目的でパッシブ型投資

あまり多くはないですが、インカムゲインというのは配当や利子や家賃収入などを獲得を目指す投資手法です。

投資によって得られる収入としては二種類あり、

配当・利子・家賃等の一定期間に収益が分配されるインカムゲインと、

投資を行った資産が値上がりすることによる売却・評価益であるキャピタルゲインです。

 

中には株式のように配当金と値上がり益の両方を狙うような投資先もありますが、

株式の中にも高配当で配当金狙いか、配当はないけど値上がり狙いかで分けることが出来ます。

 

パッシブ型の運用というのは、指数に連動する投資のことなのですが、

例えば分かり易いのは日経平均やS&P500指数のような指数に連動する成果を目指す投資です。

 

また債券でいうと米国債のように殆ど全ての債券の利子水準を決定する基となっている、

債券もパッシブ型の運用ということができるでしょう。

 

①インカムゲイン狙いでパッシブ型に属する投資先の例としては、

米国債、日本国債

東証REIT指数、S&P先進国REIT、S&P米国REITインデックスに連動のREIT投資信託

インデックスファンドMLPなどのMLP指数に連動する投資信託

等が挙げられます。

 

【参照】
☞ 高配当利回りで評判のJ-REIT(リート)の2019年からの見通しは?
☞ 高い利回りで大注目MLPとは??2018~2019年の今後の見通しと共にわかりやすく解説
☞ S&P MLP指数へ連動を目指すMLP投資信託・インデックスファンドMLPを徹底分析

 

種類②:インカムゲイン目的でアクティブ型投資

インカムゲインを目指しながら、基準となる指数に対してプラスのリターンを求める投資手法です。

日本の投資信託は高い手数料を取る為に殆どがアクティブ型ですね、

残念ながら成績はパッシブ型を大きく下回る成績となってしまっていますが、、

一方金融先進国は半分以上の割合がパッシブ型の投資信託です。

☞ 投資信託はアクティブ型とパッシブ型のどちらが儲けることができるのか??

 

インカムゲイン目的でアクティブ型の投資の例としては

不動産投資

アクティブ型のリート投資信託

アクティブ型のMLP投資信託

ハイイールド債券投資信託

等があります。

 

アクティブ型のリート投資信託やMLP投資信託は以前分析しておりますので、

参考にしてみて下さい。

【参照】
☞ 高い分配金利回りで評判の『新光US-REITオープン(ゼウス投信)』に投資をするのは危険?下落し続ける基準価格
☞ 売れ筋のフィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)を徹底評価
☞ 評判の米国エネルギーMLPオープン(愛称:エネルギー・ラッシュ)を徹底評価-

 

種類③:キャピタルゲイン目的でパッシブ型投資

①と②が配当や利子といったインカムゲインを主目的にしていたのに対して、

値上がり益を主眼におくのがキャピタルゲインを目的とした投資です。

 

キャピタルゲインを目的とした投資は配当をださずに稼いだ利益を再投資していきますので、

複利の効果で飛躍的な値上がりを期待することが出来ます。

 

例を用いて考えますと、ROEが10%の企業が資本1000億円を元に事業を行っていたとします。

今年の利益は1000億円×10%  = 100億円となります。

この利益を配当で全額だしてしまった場合、資本は1000億円のままで翌年度の利益も100億円になります。

 

一方、配当を1円も出さずに資本に利益の100億円を積み増した場合、資本は1100億円に増額されます。

すると、翌年度の利益は1100億円×10% = 110億円ということになります。

更に翌年度は121億円と毎年指数関数的に増加していくのです。

 

キャピタルゲインを見込める最も有望な投資先は株式投資です。以下米国の超長期の価格推移をご覧ください。

株価は企業の事業への再投資による拡大が継続して年率ベースで6.7%を220年にわたり継続しています。

 

 

パッシブ型運用というのは、TOPIXやS&P500指数に連動する成果を狙う投資のことを指します。

日本ではあまり主要ではないETF等がパッシブ型として有名ですね。

以前私が分析した米国株式全体に連動するようなETFであるVTIを始めとして、

キャピタルゲイン狙いのパッシブ運用には以下のような例があります。

米国株式指数連動投資信託・ETF
日本株指数連動投資信託・ETF
新興国株指数連動投資信託・ETF
REITインデックスに連動する投資信託 (①と被りますが、配当も高い一方、結構値動きも大きいので)

【参照】
☞ 【VTI】米国株式全体に投資を行うバンガードETFを分析!VTとどちらが魅力的?
☞ 【VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)】VTIとの比較を通じて評判のバンガードETFを紐解く

 

種類④:キャピタルゲイン目的でアクティブ型投資

最後にキャピタルゲインを市場平均以上の高さで狙うキャピタルゲイン目的のアクティブ型投資です。

最もリターンを取れる可能性がある投資なのですが、

日本で売られているアクティブ型投資信託のリターンはパッシブ型を大きく下回っているので、

全くおすすめすることは出来ません。

☞ 貯金の代わりに投資信託で資産運用をするという選択は正しいのか
☞ 投資信託はアクティブ型とパッシブ型のどちらが儲けることができるのか??

 

しかし私のサイト名でもあるオルタナティブ投資の中にはPEファンドやヘッジファンドのように、

市場平均を大きく上回っている投資先が存在しています。

オルタナティブ投資は株式市場に連動しない値動きで、高いリターンを挙げていることから、

欧米で注目度が急伸しており機関投資家も高いポーションを組み入れている新時代の投資手法です。

☞ オルタナティブ投資の種類とメリット・デメリットを徹底解説
☞ 資産分散を行い市場平均をオーバーパフォームする投資ポートフォリオを組成する為の考え方

 

市場平均を超える10%以上のリターンに目をつけるならPEファンドやヘッジファンド、

更に海外不動産のようなオルタナティブ投資に目をつけるのが有効な選択肢でしょう。

【参照】
☞ 日本のオルタナファンド投資(ヘッジファンド・PEファンド等)おすすめランキングBEST3!!
☞ PEファンドとは?仕組み・運用成績・種類・メリットやデメリット等から個人でも投資できるおすすめの投資先を紹介。
☞ 国内ヘッジファンドのおすすめ投資先ランキング・投資信託とのメリットを比較解説
☞ ヘッジファンドと投資信託の違いについて徹底解説

 

資産運用の目的毎におすすめの投資の種類を比較分析

それでは資産運用の目的毎にどの投資の種類が適切なのかを考えていきたいと思います。

老後の生活資金の足しにするのであれば投資種類①と②:インカムゲインを主体に組む

既にある程度の資金を蓄えており、

インカムゲインで年金の足しにしたいと考えているのであれば、

インカムゲインの投資が有効になってきます。

 

3%程度であれば米国債と社債に分散投資をすることで満期まで保有すれば、

元本保証で安定的に利子収入を得ることが出来ます。

 

また、不動産に投資を行えば家賃収入を安定的に得ることができるので、

老後の生活の足しにと考えているのであれば①と②が適当になります。

 

資産運用で大きな資産を形成したいのであれば③と④:キャピタルゲインを主体に組む

まだ若く資産も大きくないのであれば、投資によって資産そのものを大きくしたいのであれば、

キャピタルゲインが適切な選択肢となります。

 

投資種類③のところでも申し上げた通り、大きな利益を挙げたいのであれば、

配当を出さずに再投資を行うことで大きな値上がり益を見込むことが出来るのです。

 

インカムゲインをあまり受け取らずに得られた利益を再投資で、

将来の大きな資産を築くのが最も合理的な選択なのです。

 

大きく増やす為には40%~50%を最も信頼できる米国株式市場の成長を享受できるVTIに投資を行い、

残りの50%~60%をオルタナティブ投資を行うことを推奨します。

 

資産運用を行う際は成功している機関投資家に学ぶのが最も効率的な手法です。

米国のハーバード大学基金やイェール大学基金は20年間にわたり平均10%以上のリターンを叩きだしているので、

非常に参考になるポートフォリオです。

 

 

皆さんがお持ちになっている資産毎におすすめの投資先をまとめていますので参考にしてみて下さい!

☞ 【資産運用】200万円を元手に秒速とはいかないまでも高速で1000万円にする投資先2つを紹介してみる
☞ 500万円を資産運用で1000万円に増やす投資先4選を利回り毎に紹介してみる
☞ 【斬新】2019年から1000万円を資産運用する際に検討できる金融商品10選!~おすすめ度毎に投資先を比較~
☞ 2000万円をハーバード流に資産運用ポートフォリオを組み安定的に10%の利回りを目指す
☞ 【3000万円資産運用】エンダウメント流ポートフォリオを構築し年率10%以上を安全に狙う
☞ 5000万円をイェール大学流ポートフォリオで資産運用し年率10%を安全に長期的に目指す
☞ 【1億円資産運用】ハーバード大学基金に類似したポートフォリオを組み安全に年率10%を狙う

 

投資の種類と資産運用の目的毎の比較まとめ

投資はインカムゲイン狙いかキャピタルゲイン狙いか?

平均的なリターンを狙うパッシブ型運用か平均に対してプラスを狙うアクティブ型か?

というタイプによって4種類に大きく分類することが出来ます。

 

投資を大きく分けて4つのセグメントに分類

 

老後のお小遣いとして年金の足しにするのであればインカムゲインを狙った投資で十分なのですが、

本格的に将来の資産を形成したいと考えているのであればキャピタルゲインを狙った投資先を

分散して高いリターンを狙える安定した投資ポートフォリオを組むことをおすすめします。

 

-資産運用

Copyright© オルタナティブ投資大百科 , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.